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私と会食恐怖症②

 

続きです。

 

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「なんで上手く行かないんだろう」

不安感恐怖感に襲われた日は

家に帰ってひたすら泣いた

誰かに抱きしめて欲しかった

 

すごく、孤独だった

 

その頃の

私は遊びに行く=チャレンジになっていた。

 

食べなきゃ行けない、残しちゃいけない

っていう観念に物凄く縛られていたんだよね…

 

 

大学生になって、充実した生活を送るようになったのと、少し自信がついたこと、治療を始めて2年経ったこと、があって、

うつ症状、心因性頻尿、会食恐怖症、過敏性腸症候群が高校生の時より落ち着いていた

 

だから、きっともうすぐ治るんだって思って

ストイックに治療を続けたんだ

 

その一方で「食べなきゃ、食べれるかな、食べれなくなったらどうしよう」そんな強迫観念が頭にこびりついて強まって行った

 

相変わらずお昼は苦痛だったし

みんなが楽しそうに食べ物の話をしているのにも入れなかったし、ただ気持ち悪くなるだけだった

 

友達に 飲み物で流し込むようにご飯食べてるねって言われたこともあった

 

この頃体重は36キロ

よく脳貧血を起こすようになった

 

大学1年の秋、いつものように

ご飯食べに行って、ご飯食べれるか頭の中でシミュレーションしてた

 

料理が席に来た途端

今まで感じたことない恐怖が襲ってきて

一口も食べれなくて、お腹を壊した

 

これが本格的なパニック発作だった

でも、何が何だかわからなくて

家に帰ってそのまま寝込んだ

 

それからもっと外食が怖くなって

友達に誘われても全部断るようになった

 

そして12月、

友達とご飯に行く練習をした

お腹もすいてるし、食べられそう!

そう思ってご飯にいったんだけど

メニュー表見てたら動悸が始まって

頭に血が上って……

でも何が起きてるのかわからないから

友達にも言えなくて、また前みたいな恐怖が襲ってきて、だけどたべなきゃへんかもって

思っちゃって、注文して、味のしない料理を無理やり口に入れた

 

それから先はみるみる具合が悪くなり

この時体重は32キロ

大学の友達におっきい声でうしろから

「病気なんじゃねーの?」って叫ばれた時は辛かった

 

確かに、病気だったんだけど。

 

※時系列的に 元々書いたパニックや心因性頻尿も交じるので、見たことある話になっていると思われます。

 

それから、家族ともご飯を食べれなくなって

家でも食事中発作が起きるようになった

ご飯を1口口に入れるのも怖くて

食べるのがすごく大変だった記憶がある

 

それからというもの

私はたくさんの人に「無理して食べなくてもいい」「残していい」

そう言って貰えて、自分の中にあった強迫観念がだんだん、ゆっくりと溶けていった

 

特に彼には、たくさん言ってもらって

残したら食べてあげるから好きなのちょこっとでも食べなって言ってもらって

すごく、強迫観念が緩まったと思う

 

今は、残しちゃダメとかあんまり思わなくなった

友だちとご飯いって、一口も食べれなかったら

どうしようとは思うけど(T_T)

 

こうして、家族と彼氏の前では

ご飯が食べれるようになった

 

けどまだまだ波はあって、

食べなきゃ!と思わなくても

飲み込めない日がたくさんあるし

飲み物がないと食べるのが怖いし

まだまだよくはなっていない

 

だけど、1人で 食べなきゃ!って

抱えてた時よりは数百倍も幸せで

孤独じゃない。

 

それを叶えてくれた周りの人たちには

本当に感謝しています(´,,•ω•,,`)

打ち明けるのって怖いけど

自分でどうにもならないことって

周りの力のおかげで緩和していくこともあるんだなぁって思いました。

 

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会食恐怖症は引き続き治療していきます!

ご愛読ありがとうございました。